ブエノス小僧のイラストブログ

興味があることを、ガサガサ、ゴソゴソ、画いたイラストといっしょに掲載します。

はじめて北海道へ行くなら船がいい

PASCO(パンのブランド名・シキシマパンだったと思う))のCMが気になる。深津絵里主演.
都会の女性?が見知らぬ海辺の町で、喫茶店のような店を開店。

その町の今風の少女(蒔田 彩珠・まきた あじゅ)が興味をいだいてガラス窓を覗くと、店主(深津絵里)が自分が調理したパンをひとりで美味しそうに食べている(パン屋のCMだから)。
といった内容なのだ。ご覧になった方もあるだろう.

ところが、この店に客が入っているところを見たことがない。客の気配がない。
大丈夫なのだろうか?やっていけるのだろうか?
店は賃貸のようだし、売上がなくても家賃や光熱費がかかる。
それでもやっていける秘密があるのだろうか?

「CMなんだからさ、そんなこたぁどうだっていいんだ!」と言われそうだ。
ごもっとも。
それでも気になってしまうオジサンであります(ボクのこと)。



ということで、旅の話。

「はじめて北海道へ行くなら船が良い。函館山が近づいてくると、ついに北海道に来た!という感慨がある。二度目は鉄道でも飛行機でも良いが、はじめては船が良い。」
たしか、故、宮脇俊三が書いていた。

宮脇俊三だから長距離フェリーのことではないだろう。
青森~函館のフェリーだと思う。
いや、青函連絡船を偲んでいるのかな?とボクは思ったりもした。

ferry1214.jpg
《Amazonの段ボール箱のなかに、商品を固定してある段ボール板があるが、それにイラストを画いてみた。
段ボールの黄土色がもっと出るだろうと思っていたが、パソコンに取り込むとそれほどでもなかった。
イラストの船は青森~函館間のフェリーではないが、
画いていたら、初めて北海道に行ったときのことを思い出した。》


宮脇俊三は推理小説も書いたが(たしか?)、なんといっても『時刻表2万キロ』を代表とする鉄道紀行作品だろう。
中央公論社常務を務め、組合の吊し上げにあったという。でも、その風貌も作品も飄々としていた。

今でこそ鉄道ファンは「鉄ちゃん」などといわれて市民権を得ているが、「鉄ちゃん」以前に日本の国鉄(JR)完乗を果たした孤高(当時は)の鉄道紀行作家だった。

このブログ記事を書いていたら
宮脇 灯子 著『父・宮脇俊三への旅』 角川文庫、が読みたくなった。
ボクの知らない俊三が見えるかもしれないから。
宮脇 灯子は俊三の娘だ。亡くなった父、宮脇俊三を書いているという。


以前、ボクは宿泊をともなう旅行をよくした。
非日常、リフレッシュ、現実からの逃避、新しいアイデアが閃くかもしれない?などなど
旅の理由はいくつかあった。
旅先の本屋で旅行中に読む本を買うのを習いとしていた。
そのなかに宮脇俊三があったように思う(ボクは鉄道ファンというほどではない)。

北海道に初めて行ったのは仕事だった。
そのとき宮脇俊三の「北海道へはじめて行くなら船が良い」を決行した。
上野~青森を寝台列車、青森~函館をフェリー。
3月初旬、爆弾低気圧が北海道に接近する直前だった。


「移動は新幹線や飛行機ですませ、旅先の滞在時間を多くとる」というのが普通だろう。
しかし、旅の魅力は、当たり前のようだが「旅情」だと思う。
目的地までの移動も当然、旅のうちだ。

便利さを優先すると旅情は薄くなるようにボクは思う。便利さと旅情は反比例するように思う。
飛行機よりは鉄道、新幹線よりは在来線、
特急列車に追い越されるのを待つ鈍行列車のなかで人生を感じたりもする。

旅行に船を組み込むと非日常感がグッと増す。
船を仕事や日常に利用している人には珍しくもないだろうが、
利用したことがない人が多いだろうから効果がある。

フェリーに乗り込むとき氏名や住所などを書く。
「なるほど、イザというときのためなんだな・・・」と思った。
3月の津軽海峡に投げ出されたら、ボクは15分ともたないだろう。









  1. 2015/02/10(火) 07:34:13|
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