ブエノス小僧のイラストブログ

興味があることを、ガサガサ、ゴソゴソ、画いたイラストといっしょに掲載します。

ブランド牛

牛肉はウマイ。

ボクは今まで、どんな肉を食べたことがあるのかな?
牛、豚、鶏、鹿、七面鳥、といったところか、
ワニだのダチョウだの熊だのイノシシは食べていない。

アメリカのテレビドラマで「ママの七面鳥料理は最高!」というシーンを見たことがある。
その後、高級レストランで七面鳥(ターキー)料理を期待しながら食べた。
ウマイとは思わなかった。鶏(チキン)のほうがウマイ。
七面鳥が本当にウマイのなら、世界のウマイものを貪欲に食べる日本人が、ほおっておくはずがない。
もっと普及しているはずだ。

ついでに、「フグがウマイ」というのも正直、ボクはわからない。
マズいとは思わないが、世評ほどにウマイとは思えない。
あのド高い値段で食べる気がしない。

フグはよく言えば、「歯ざわりの良い繊細な淡い味。」
悪く言えば「ポン酢の味で食べるもの。フグそのものには、さしたる味はない。」
豆腐やコンニャクも淡い味だ。醤油や味噌などの他の力をかりて食べる。
フグもその淡い味グループのひとつなのかな、

テレビでタレントが大皿のフグの薄作りを箸でゴッソリととり、
「うわーっ、たまりませんねぇ!」などと言いながら、嬉しそうに食べる。
タレントはどんな料理でもウマそうに食べなければいけない、そういう役だ。
本音が許される立場ではない。

フグは「高い=ウマイ」となっているのでは?(絵画なども同じ)
北大路魯山人や食通といわれる人が、ウマイと言っていたことに影響されているのでは?
ウマイかどうかは個人の判断。
他人評に合わせなくてもいい。

知らないうちに「フグはウマイ」とすりこまれているようにボクは思う。
この世は「すりこみ」だらけ。

brandusi12.jpg

話をもどす。しかし牛肉はウマイ。
「幸せ」の味がする。
ボクはステーキや焼き肉より、すき焼き派だ。

鹿肉は他人からいただいたことがあった。焼き肉と味噌鍋で食べた。
馬は馬刺しを熊本で食った。
どれもウマさでは牛にかなわない。

「ウマかった、牛負けた」という言葉遊びがあるが
ウマさでいえば「牛勝った、馬負けた」だとボクは思う。

牛肉といえばブランド牛がある。
テレビの旅番組などでは、ブランド牛がやたらと出てくる。
「キレイなサシ、柔らかーい、甘ーい、とろける~、」などなどと、

まだブランド牛という言葉がなかったころ、
松坂牛、神戸牛、但馬牛、などを高い値段をものともせず、肉好きが食べて(買って)いくのをみて、
「手塩にかけて育てたウチの牛も・・・」と生産者が思うのは自然だったろう。

続々とブランド牛があらわれた。
飛騨牛、伊賀牛、能登牛、若狭牛、とやま牛、信州牛、甲州牛、(思い浮かんだボクの近所のブランド)

こうなってくると我も我もとブランド化が進むのではないだろうか、

ボクの住んでいるところでいえば、尾張牛、三河牛、美濃牛、なんていうのも出てくるかもしれない。
知多牛(知多半島、すでにあった)、渥美牛(渥美半島)、瀬戸牛、小牧牛(ふたつともボクの住む隣の市)、関ケ原牛、木之本牛、
なんていうのも・・・

さらに、鈴木牛(鈴木さんが飼育している)、神野牛(神野さんの飼育)、
「早苗さんちの牛」、「浩太さんの牛」、などの飼育者の名前を冠したブランド牛もあらわれるかもしれない。
野菜では個人名(生産者)表示はすでにある。

そんなわけで、どんどんどんどんブランド牛が増える。
すると、ブランドのありがたさが薄れる。
選ぶ種類が増えると、人は選ぶことが負担になる。
「エーイめんどくさい!もうどこの肉でもいい!」と味と値段本位になるかもしれない。

それにしても牛肉は高い。
肉の売り場を見ると牛肉は豚肉の値段からガクっと上がる。

皆が牛肉を食べたいと思っている。
需要は旺盛なんだから増産して手頃な価格になる、というのが自然のなりゆきだ。
しかし、安くならない。牛肉が高いというのは常識だ。
そこんとこがボクはわからない。

かつて衣料品のデザイナーズブランドが、溜まった在庫品を大量に埋めたことがあった。
ブランドイメージをまもるためだ。

それとはちがうだろうが、牛肉の世界にもなにかカラクリがあるのだろうか?

「豚こま」の肉豆腐を食べながら、そんなことを思った。






  1. 2016/10/18(火) 07:26:41|
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