ブエノス小僧のイラストブログ

興味があることを、ガサガサ、ゴソゴソ、画いたイラストといっしょに掲載します。

女優、白石加代子(敬称略)

shiraishi12.jpg
<白石加代子には黄昏時が似合う。電線が這う空が似合う。もちろん夜の闇も・・・>


女優、白石加代子(敬称略)。
ボクはいつ頃、白石加代子を知ったのか?覚えていない。
注目したのは、たしか、『百物語』(一人芝居?一人語り?)のポスターを見たときだったと思う。
遅い気もする。

「ギョッ!すげーっ!だれこの人?」、存在感(月並みな言い方ですが)に圧倒された。
ポスターを見ただけで、すでに怖い。舞台はさぞや、と思った。
ただごとではない表情(顔)だ!
出てきただけで「なにかが起きるぞ!」と思わせる俳優は、そうはいないだろう。

白石加代子は顔が大きいように思う(目立つ)。
舞台役者としては顔が大きいのは長所だ。

できれば、目、鼻(穴も)、口、などの部品も大きい方がいいだろう。
遠くの客席からも顔の芝居が見えるから。
舞台役者が濃い化粧をするのも同じ目的からだろう。

今や、カワイイ顔の条件とされる小顔やチマチマした顔部品は不利だ。


白石加代子のような存在感を思いつくとすれば、
樹木希林(敬称略)、美輪明宏(敬称略)、ぐらいではないだろうか?

ボクは、樹木希林、美輪明宏、を敬意をこめて巨人だと思っている。

先日、テレビに古館一郎と樹木希林が出ていた。
北大路魯山人と映画『人生フルーツ』をからめた対談だった。
企画は成功したとは言い難かったが、

「古館一郎の喋りは、どうでもいいから(失礼)、樹木希林にイッパイ話させろ。樹木希林のことが知りたい。」
と思って見ていた。
テレビに出演する人は「映って(抜かれて)なんぼ、喋ってなんぼ」なんだろう。
だから皆よく喋る。映ろうとする。
相手に喋らさせなくちゃいけない立場のときでも、よく喋る。

脱線した。
白石加代子は現在、NHK朝ドラ「ひよっこ」でアパートの怪大家さん、富(とみ)を演じている。
若いころに赤坂(だったかなぁ?)の芸者だったという役どころ。



話は変わる。

「さくら~吹雪の~~♪」というメロディーが流れると、「うわっ!また来たか」と思う。苦手だ。
これでもか!の感動の押し売り。

当日だけでなく、数日前から予告ネタが増え、終わっても反芻ネタが流される。
だから、『24時間テレビ』は実質、24時間より長い。勘弁してほしい。
ボクは、この期間、他チャンネルに避難するのだ。









  1. 2017/08/29(火) 07:58:17|
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鈴緒

夏休みは7月いっぱいは楽しい。
宿題も8月に入ったらはじめれば良い。
だって、一か月も時間があるのだから。
7月31日までは、遊びほうけて良いのだ、と思った。

8月に入った。まだ時間は十分にある。
宿題は明日からやろう、今日は遊ぼ。

8月20日になった。
明日からバリバリと宿題を片付けてやるぞ!だから今日は・・・

夏休みも残り5日になった。
マズイ!宿題をやり始める。

とても間に合わない!どうしよう・・・
誰のせいでもない、自分のせいだ。

夏休みあけの登校初日は、宿題の提出はしなくていい。
ということは残り6日あるぞ!

でも、1日増えたぐらいでは無理。
どうしよう!途方にくれる。

こんな思いをするなら、「来年の夏休みは絶対、宿題を先にやってから遊ぶぞ!」
だから、なんとかならないだろうか?
なんともならない。

青ざめた夏休みの終わり。焦燥感
「もうダメだ~~!」

「プハッ」・・・  夢だった。
呼吸をするのを我慢して、海面に浮上したときのように目が冷めた。
午前3時50分だった。
今でも「夏休みの終わり」の夢をみる。



ということで、今回の話。


この森をぬければ、田んぼと畑のむこうに小さく実家が見える。
翔一(しょういち)は森の細い道を歩いていた。

翔一は三日の休みをとって、実家の親の様子を見に行くつもりだった。
陽のあるうちに実家に着ける予定だった。
しかし、直前に仕事が割り込んできた。
よくあることだ。

当日、出社して、やっと仕事をかたづけると、午後の電車に乗った。
なつかしい故郷の無人駅に着いた。
蛍光灯に蛾が飛びかっていた。

駅から実家まではすこし遠い。この時間のバスはない
暗い夜道を歩くことになった。途中、森をぬける。

土の道を踏む自分の足音だけが聞こえている。
黒々とした森。夜空はボンヤリとしていた。星は見えない。


すると、道の真ん中になにかが見える。ゴクリ!

よく見ると、それはなにか長いものが垂れ下がっているのがわかってきた。
近づくと、それは、鈴緒だった。
見上げると鈴緒の端は夜空にすいこまれて見えなかった。

suzuo33.jpg
<鈴緒。神社の賽銭箱の前に下がっているヤツ。普通、上に鈴がついている>


「なんで?、こんなところに・・・?」

風で木々の枝がザザザザ・・・と音を立てる。
鈴緒もわずかに揺れている。

「なんで?、こんなところに・・・?」

翔一はしばらく見ていた。
ふと「その鈴緒を神社でやるように揺らしてみたら・・・?」と思った。
体が硬くなっている。深呼吸をしてみた。

恐る恐る、鈴緒に触れた。
2~3度揺らした。
はるかな夜空で、かすかにガランガランと聞こえたような気がした。



誰かからきいたのか?本で読んだのか?思い出せないが、記憶にある話を参考にした。
背筋が寒くなるような怪談も嫌いではないが、こんなボンヤリとした話も良いなと思う。



子供のころに、こんな話を聞いた。
「夜、男が森の一本道を急いでいると、太い大きな木が横倒しになって道をふさいでいる。
しかたがないので、それを乗り越えようと足をかけた刹那、ポ~んとはねかえされてしまった。
もう一度やってみたが同じだった。」
それは狐か狸のしわざだと・・・