こぶしを握りしめた男が、ふらつきながらバーに入ってきた。
「つよいやつをくれ!」
「どうしたんです旦那、大丈夫ですかい?顔色が悪いですぜ。」とバーのオヤジ。
男 「う・・・浮気が女房にバレちまったんだ。」
バーのオヤジ 「そりゃ大変だ。ワシが浮気をしてバレようものなら、女房にキ○タマを引っこ抜かれてしまいまさぁ!」
男 「ううう・・・この手に握りしめているのを、なんだと思っているんだ。」
「・・・・」
植松 黎編・訳「ポケット・ジョーク」(角川文庫)¥390を参考にしました。
話は変わる(いつものように)
ずいぶん前のことだが、sophisticate(ソフィスティケート)を(ソフィスケート)とボクは思っていた。
そのころボクはカタカナ語を多用する業界にいた(今はカタカナ語が嫌い)。
好きな言葉だった。”ソフィスケート”を人前で何度も使っていた、得意げに。
あるとき、「ブエノスさん、それソフィスティケートですよ。」と、ご注意をいただいた。
ボクは狼狽した。ソフィスケートを疑いもしていなかったからだ。
「ソフィスティケートですよ。辞書であたってみてください。」
その日、辞書をひいた。
「sophisticate:ソフィスティケート、他動詞もしくは名詞。(人を)洗練させる、(機械を)複雑にする、洗練された人。」
恥ずかしかった!
今、思い出しても恥ずかしい。
恥ずかしついでに、
エッセースト、酒井順子先生(先生とお呼びしている。ファンだ。)の本のなかで
憧憬を(しょうけい)とカナ読みが加えられていた。
つい最近まで、ボクは憧憬を「どうけい」と読んでいた。
またやった、恥ずかしい!と思って調べた。
ところが、「しょうけい」「どうけい」、どちらの読みもあるらしい。
意味はどちらも「憧れ」。
やれやれだった。日本語はむずかしい!
そういえば、相殺(そうさい)を(そうさつ)と読んでいたこともあった。
こういう思いこみの間違いが他にもあるにちがいない?
- 2017/09/19(火) 07:18:37|
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