ブエノス小僧のイラストブログ

興味があることを、ガサガサ、ゴソゴソ、画いたイラストといっしょに掲載します。

座敷童子様

ボクの家に住み着いてほしい座敷童子(ざしきわらし)。
ハッキリ言って、住み着いてくれるなら早くしてほしい。もうギリギリなんだから。

柳田國男の『遠野物語』には「この神(座敷童子)の宿りたまふ家は富貴自在といふことなり」とある。

運よく座敷童子が住み着いたら、その日に社長からの呼び出しがあり、
「ついにリストラか?」と社長室にうかがうと、今日付けで給料が上がり、
あくる日に弁護士がやって来て、今まで知らなかったブラジルに叔父さんが居ることがわかる。
叔父さんは大コーヒー農場を経営していたが亡くなった。遺産の相続に捺印する。

当らないだろうと思って買った10枚の宝くじが1等と前後賞を引き当てる。
なけなしのお金で買っていたボロ株が突然、大化け、連日のストップ高。
あれやこれやで数日のうちに、資産数十億になる。


zasikiwarasi12.jpg
《丑三つ時、「ふんずけて遊びたいな!」とオッサンの顔面をねらう座敷童子。
可愛いくても、この世のものではない。

座敷童子にはいろいろな説がある。
東北地方の精霊。5、6歳くらいの子供が一般的。
年恰好は住み着く家ごとに異なり、下は3歳程度から上は15歳程度の例がある。
髪はおかっぱかざんぎり頭。性別は男女両方がある。

複数が家に住み着いていることもある(うらやましい!)。
ほかに、黒い獣のような姿、武士のような姿といった伝承もあるという。
要するに、子供の姿で現れることが好きな精霊なのだろう。

オッサンの枕頭の読みかけの本は『遠野物語』と言いたいところだが、『艶笑小咄傑作選』とした(どうでもいい!)。》




だから、座敷童子を見つけたら、とっ捕まえて拉致して、逃げないように大黒柱にくくりつけておきたいと思うが、
普通、大黒柱のある家は少ないから、四畳半の和室にほおりこんで鍵をかけておこう、などと良からぬことを企んではいけない。

そんな不埒で手荒なことをすれば、座敷童子はさっさと家を出て行ってしまう。
すると、たちまち、その家は衰退することになる。
だいいち精霊なんだから、自由自在だ。なかなか厄介だ。ムズカシイ得意先より厄介。

座敷童子が去った家の一家が食中毒で全滅した話や、
岩手県土淵村(現・遠野市)大字飯豊(いいで)の資産家で、座敷童子を子供が弓で矢を射たところ、座敷童子は家を去り、家は衰退した。という話が『遠野物語』に残されている。
恐るべし、座敷童子!

座敷童子は悪戯(いたずら)好きだ。
夜になると寝ている布団の上にまたがって枕を返したり、眠らせまいとする。
押さえようとしても力が強くて歯が立たないらしい。

小さな足跡を残していったり、夜中に糸車を回す音を立てたり、奥座敷で御神楽のような音を立てて遊ぶことがあるという。
「真夜中に迷惑なガキだ!」と怒ってはいけない。
くどいようだが、座敷童子に嫌われて出て行かれては、またたくまに家運は傾き、それまでの赤貧を二度洗いしても足りない貧しい生活に戻ってしまうからだ。

ここは我慢!悪戯をする座敷童子に付き合ったほうが良い。


もし、座敷童子様が
「上等の松坂肉のすき焼が食べたいな!」とおっしゃったなら、ロマネ・コンティを添え、
「シャルドネを飲みたいな!」とおっしゃったなら、肴に大間のマグロの中トロを用意し、
「おもちゃにフェラーリが欲しいな!」とおっしゃたなら、さっさと日本代理店へ行って買って来なければならない!
座敷童子様の御機嫌を損なうようなこと、あってはならないのだ!

その前に、狭い我が家に住み着いてもらわなくては・・・?


今回の記事は<怪物>のカテゴリーで良いかと思ったが、
<怪物>あつかいでは、座敷童子様が気を悪くして、バチがあたえるといけないので<未分類>にした。




  1. 2013/03/12(火) 06:56:05|
  2. 未分類
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