ブエノス小僧のイラストブログ

興味があることを、ガサガサ、ゴソゴソ、画いたイラストといっしょに掲載します。

馬が走り去って、羊がやってきた


平成27年、あけましておめでとうございます。


hituji13.jpg

馬が走り去って、羊がやってきた。
年賀状に貼りつけたイラストです。
十二支では「未」と書く。ややこしい!


以前、小樽で仕事をすました後、小旅行をした。
3月初旬、北海道は寒かった。
小樽→札幌→北見→網走→霧多布(きりたっぷ)。鉄道の旅だ。

ようやくにしてJR根室本線、浜中駅からバスを乗り継いで霧多布の宿に着いた。
民宿だった。
建物の手前に木製の低い垣根と扉がある。

旅行バッグを抱えながら扉を開けると、建物の影から羊が3頭現れ、ゴソゴソとこちらに向かってきた。
思わず怯んだ(情けない!)
生まれてこのかた、羊と相対したことなど一度もなかった。

「羊はおとなしい動物」という認識はあったが、それでもたじろいだ。
「性格の悪いのがいて、見慣れないヤツだと噛みついてくるかもしれんぞ?」と、

入ってきた扉を閉め、扉を楯にして羊を防ぐと、大きな声で「こんちはーっ!こんちはーっ!」と建物に叫んだ。
しばらくしてドアから男が出てきた。宿の主人だった。
「予約しましたブエノスですーっ!」

だからどうだという話ではない(オチなし)。
羊といえばこのことを思い出す。


霧多布(きりたっぷ)を選んだのは、地名に好奇心を覚えたからだった(ボクはよくある)。
霧多布はアイヌの地名への当て字だろう。
それとも、よく霧が発生するのだろうか?

海が近い。湿原と海の霧多布である。
近くに牡蠣の養殖で有名な厚岸(あっけし)がある。

宿の窓から見える霧多布岬はドーバーに似ている。
翌日、岬の突端まで歩いた。風の強い、誰もいない霧多布岬だった。

もう霧多布に行くことはないだろう(不快だったということではなく)。
そんな、もう行くことがないだろう街(地方)がいくつもある。








  1. 2015/01/01(木) 07:34:48|
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