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ブエノス小僧のイラストブログ

興味があることを、ガサガサ、ゴソゴソ、画いたイラストといっしょに掲載します。

酒井順子を読む

本を読むのが日々の楽しみの何割かを占めている。
小説はあまり読まない。
歴史書(硬派の)かエッセーが多い。

NHK教育TV、日曜9時からの「日曜美術館」の直前に5分程度流れるエッセーに興味をもった(今は違う人になっている)。
ヘタウマ系のイラストにも好感をもった(ハンサムや美人は登場しない。鼻の穴が画いてあるのが良い)。

人生を切り取ったようなエッセー。
死期を悟った飼い猫の描写にひきつけられた。
調べてみると「佐野洋子」だった。
絵本作家、エッセイストだ。すでに亡くなっている。

さっそく佐野洋子の本(『がんばりません』新潮文庫¥476+税 )と、
ついでに、酒井順子の本(『容姿の時代』幻冬舎文庫¥495+税)を買ってみた。

思えば、ボクが読む本の書き手のほとんどは男。
「趣向を変えて、女の書き手のものを読むのもいいか」と思った。

ボクは数冊を平行して読む習慣がある。
今回も平行して読み始めた。
どちらも面白いが、途中から酒井順子に傾いていった。シックリきた。
佐野洋子はちょっと休憩、。


dance.jpg
《 今回の話題とはまったく関係がない。

こんなダンスがサマになる人をあまり見ない。

懐かしい曲が流れる、妻の手をとる。
ちょっと戸惑って・・・。
歳をとった二人というのがカッコイイ!

骨ばった手、肉の落ちた背、
「でも、この人、カッコよかったんだから、ウフ!」

いろいろあった、いわば戦友同士のような夫婦のダンス。
ダンスに人生がある。》




酒井順子が面白いとわかると、ゴッソリ買ってきた。

『ほのエロ日記』角川文庫¥514+税
『女の仕事自慢』角川文庫¥495+税
『ズルい言葉』角川春樹事務所¥571+税
『先達の御意見』文春文庫¥438+税
『ニョタイミダス』新潮文庫¥476+税
『結婚疲労宴』講談社文庫¥448+税
『負け犬の遠吠え』講談社文庫¥571+税
『その人独身?』講談社文庫¥590+税

を一機に買った(買い方はあまり関心しない)。


『ほのエロ日記』と『女の仕事自慢』を寝転んで読み倒した(ボクは寝転ぶのが好き)。
今、『ズルい言葉』『先達の御意見』を寝転んで読んでいる。
『ズルい言葉』は彼女の他の本と比べると、切れ味が悪い。気が乗らないときに書いたのでは?
タイトルに期待したのだが・・・・

『負け犬の遠吠え』は彼女の代表作のようだ(話題になったらしい)。

酒井順子はバブル期の80年代後半に女子大生(東京生まれ、育ちが良さそうだ)。
結婚したいけど結婚していない。
そのズレをテコにした、鋭い観察眼。
掘り下げ方のうまさ、下ネタの好きなところ、上品な文章だがときどき吐く毒が気持ちいい!
毒が多いほど面白い!

「女はそういうところを見ているのか?」「なるほど、そういう悩みもあるな…」と新鮮。
おっさんのボクが読んでも面白いのだから、女なら、自分に引き付けて読めるから、もっと面白いだろうなぁ・・・

「高校生の時からエッセーを書き続けてこられたのは伊達じゃない」と、誰だったか?後書きで書いていた。
読まれなければ(売れなければ)物書きは個人商店みたいなものなのだから、続きはしない。

絵でもそうだが、
内容よりも話題性が先行する。

無名の作家の魅力的な絵よりも、有名な歌手の絵のほうが売れるのは、よくあること。
本もタレントの本のほうがが売りやすい(売れる)のは、同じ理屈だろう。
どこの馬の骨かわからない人の本などに、興味がいかないのだ。

酒井順子の本には他にも、『快楽は重箱のスミに』『たのしい・わるくち』など魅力的なタイトルの本がある。

「酒井順子ーっ!おもしれぇのを書いてくれーっ!また買うぞーっ!」
ボクからのエール。









  1. 2015/10/27(火) 18:29:55|
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